2018/08/13
こんばんは!副院長の細谷武史です。
7月21日に開催した当院最初の糖尿病教室について、その様子をご報告いたします。
当日は最高気温が35度を超えるような「酷暑」の中を、初回にもかかわらず8人の方にご参加いただきました。
まず最初に私から糖尿病についての総論をお話させていただきました。
皆さん大変熱心に聞いていただきました。
20分弱お話させていただきましたが、みなさんからたくさんの質問もいただきました。
その後は、今回の糖尿病教室のもう一つの目玉。実際にご飯をよそっていただいて、重さを測定してみました。
事前に身長を測定して、その身長から算出した適切な一日の総カロリー数から一食の炭水化物量を決めます。
実際の診療時の栄養指導でも、私はそのように行っております。
炭水化物はご飯だけではないので、それぞれのご飯の量に応じたパンや麺類も用意してみました。
参加された方からは、「ご飯の量が適切で安心した。」「麺類が好きなのにあんまり食べれないことが分かって、少しがっかり。」
などと、正直な感想をいただきました。
実際、「ご飯は控えめに!」と、医師などから指導されても、実際にどれぐらい「ひかえめに」していいかわからない方も多いのではと思います。どれぐらいの量が「ひかえめ」なのか、分かっていただいただけでも、有意義な糖尿病教室になったのではと思っております。
当院の糖尿病教室はまだ始まったばかりで、手探りの状態です。
年に2~3回程度を予定しております。また皆様にも楽しみながら勉強いただける糖尿病教室を目指しておりますので、
次回以降の糖尿病教室にもふるってご参加いただければと思っております。
今回、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!