2018/05/11
年に数回尾道は林芙美子の銅像の前に位置する割烹「かけはし」で3人の先生と美味しい和食を楽しみながらいろんなお話をする会を設けています。
メンバーの中に精神科の先生もいらっしゃるので私はお話ししていて有意義に思うことが多々あります。
この写真は私が気に入っている夜の尾道水道をゆっくり進む渡船の写真です。
少しほろ酔い加減でしたが電車の出発まで何を思うわけでなくぼんやりと眺めていました。
この写真は今回の食事会で出た料理が乗っていたお皿ですがなんと私が大好きな文章がプレートに書かれていました。
お店の人に聞いたら何でも京都で焼いてもらったそうです。
「海が見えた。海が見える。五年振りに見る、尾道の海はなつかしい。」
放浪記のこの一節はあまりにも有名である。
山陽本線で尾道に入る手前の風景は50年前私が誠之館高校に通学していたころとあまり変わらない。
だからこそ、ここを通過するときはいつも心が熱くなる。