2021/08/03
東京五輪が明日開幕。このコロナ禍でオリンピックが開催されることになった以上は不安もあるが無事に終わることを祈るばかりだ。それにしても、1964年に開催された時私は中学3年生だった。確か10月10日から始まり21日のマラソンのことがなぜか記憶によく残っている。アベベが優勝し円谷幸吉さんが3位になったことがとても感動的だった。今回のオリンピックは盛り上がりに欠けているが、それでも五輪参加選手人数は11090人で、参加国も200超というからこれまたびっくり。
世間では今日から4連休ということになっているが私は予定も全くなくいつものように朝6時から庭の水やりをしている。気温はすでに28度で風もないのですでに汗が頭から落ちてくる。緑一面の芝生の上をトンボが輪を書くように低空飛行をしている。ついつい私も意地悪がしたくなってトンボに水をかけてやるとトンボ君は別段驚く様子もなく今度は私の頭の上を飛んでいる。しばらくすると今度は池のほうに飛んで行って、白い蓮の花の上にとまり、大きな丸い目玉をくるくるしている。この池にはメダカが5,60匹住んでいる。ハスやホテイ草それに水草があってメダカにとってはとても良い環境だと私は自負している。ウッドデッキの片隅にテーブルが置いてありそこに座って庭を見ながら、冷えたジャスミン茶を飲むことが至福の喜びである。たまに、気候が良ければこのテーブルで読書をすることもある。
3月末で院長を辞任し、診療日も週4日の午前診療だけで午後は往診に時間を当てている。水曜日と木曜日が休みとなり、時間がありすぎて何をしたらよいか正直初めのうちは悩んでいた。人間というものは、忙しければ楽がしたくなりまた暇になると落ち着かなくなる。中庸が一番ということになろうか。暇になった時間は同居している3歳の孫の遊び相手をしたり、早くからお風呂に入れたりしている。時に、孫が私の言うことを聞かないのでヒスを出すとそばで家内がまだ3歳だということを考えなさいと忠告される始末である。空いた時間にスポーツジムで泳いだりストレッチをしたりしている。平日の水曜日、ジムの開店時間である午前10時に行くと私と同様な高齢者ばかりがすでに10人ばかし来店している。脱衣所でみんな顔見知りなのであろうかひとしきり雑談をしている。この前は、なんとなく会話を聞いていたら医院の話になりあそこの先生は雑談ばかりできっちり診察してくれない。一度も聴診器を当ててくれたことがない。コロナワクチンで忙しいけど国からすごいお金が下りるらしいとか。私は急いで着替えてプールに向かった。コロナ禍になる前は風呂場にサウナがあり、その中で井戸端会議が花盛りであった。そんな中で顔を伏せて話を聞いていると微笑ましいこともある一方でどっきりとすることもあり実に人間模様が観察でき楽しいひと時でもあった。しかし、現在、サウナは使用中止の状態である。
私の計画では来年あたりから旅に出ようと思っている。まずは日本の信州・秋田・北陸・北海道は知床など。海外は念願のカナダ・イタリア・南フランス・エジプトなどの資料を検討しながら旅行計画をパソコンに入力するのが今一番の楽しみである。