2020/07/08
私は4月23日から29日まで人生初の入院を経験しました。2月の人間ドックで胃線種を指摘されました。私も医者の端くれですから胃線種は癌化することもあるので切除が望ましいと考え入院を決心しました。治療としてはESD(内視鏡的胃粘膜下層剥離術)を受けました。少し話がそれますが、今年は干支が子の年なので昔からネズミ年は繁栄するといわれているので初詣でも良いことがありますように祈願しました。ところがふたを開けてみると新型コロナは流行するし、私も3月中旬にはめまいで診療を4日間開業して初めて休みました。幸い、長男が診療をしてくれたから医院を休診することなく私もゆっくり休むことができました。めまいはそれこそ臨床研修医の頃ですから30数年ぶりに起きました。今年はあまり良い年ではなさそうだと思っていたら入院となりました。ESDを受けた後は3日間絶食でした。始めは絶食に耐えられるか自信ありませんでした。というのも普段よく食べ、よく飲む生活を40年間してきた私ですから。入院中は個室でしたが9階の部屋から岡山駅方面が一望出来てJRの在来線や新幹線が岡山駅を出発したり到着するのをじっと眺めていました。それに飽きると3、4冊持ち込んだ小説を読んで過ごしました。看護師さんが時間ごとに点滴を持ってきたり血圧や採決をしてくれるのが待ち遠しく思われました。それというのもコロナの発生で面会禁止になっていたので家内も来たくても来れませんでした。一人で病室にいると今頃は患者さんの検査をしているころだとか往診の時間だとかなどなどついつい思ってしまいます。主治医から退院後一か月は禁酒と言われていましたので忠実に守りました。晩酌をしないから食べすぎることもなく体重も入院前より4キロ減少しました。腹囲も97cmから92cmとなりズボンもぶかぶかとなりました。現在の私は体重も72キロを維持して以前のように浴びるようにお酒も飲まなくなり健康になりました。私の医院のホームページにも掲載しているように「人生塞翁が馬」を地で行ったように思います。
これはある日の病院の夕食の写真です。
退院前日部屋の窓からとった夜の景色です。
妻の運転で退院後初めて我が家に戻った時、庭のハナミズキが出迎えてくれました。とても綺麗な花をつけて咲き誇っていました。
この写真は私の誕生日に職員たちのお祝いの花束とのツーショットです。
6月下旬に福山は春日池公園に家族と花菖蒲を身に行きました。この写真は菖蒲畑の一コマです。
この写真は私の好きなアジサイの写真です。
アジサイとバックの菖蒲の花がマッチしてますね。
この写真は菖蒲畑で悦に入っている私です。
春日池公園にはバラ園もあります。少し時季外れでしたがまだこんなにきれいにバラが咲いていました。