2019/02/26
平成31年2月5日午後5時に札幌雪祭りすすきのアイスワールド会場内にあるきらびやかな氷の彫刻の前に私と家内が居た。井原より日没時間が約50分早いので辺りはすでに暗く、イルミネーションが幻想的だ。雪が吹雪いて舞い上がり雪に光線が当たり雪がきらきら星のようで、これをダイアモンドダストというのだろうと私は思った。すすきので雪の彫刻を堪能した後、円山公園近くの「すし善本店」に出向いた。カウンター席で、東北、酒どころの大吟醸・原酒を老舗の伝統の技が織りなす繊細な料理を肴にして杯を心地よく重ねた。
その後の料理が、北海道を代表する毛ガニ、ウニ、蒸しアワビ、煮穴子、いくらなどのネタを私がこれまで出会ったことがない熟練寿司職人が握ってくれた。妻も職人の無駄のない動きに感動していた。美味しい料理そしてお店の雰囲気と板さんの絶妙な包丁さばきとトークに酔いしれた私たちでした。次に向かったのが、札幌雪祭り大通会場。そこには、大雪像と大氷像がドーンとそびえたっていました。ライトアップされ、場所によってはレーザービームもあって初めて雪祭りに来た私達はとても感動しました。午後10時でライトも消されるということなので大急ぎで見て回りました。ライトアップも消え、私達は札幌駅前通りを宿泊するホテルに向かって歩き出しました。気温は零下7,8度でしたが、意外と寒さを感じませんでした。雪の舞い散る札幌の街を妻と一緒に肩を並べて歩くのも悪くないと思う私でした。ホテルに23時前に帰りゆっくり入浴して冷え切った体を温めた後、部屋に設置してあるミニバーで山崎のロックを楽しんだ。31階の部屋から外を見ると雪が深々と降っている。岡山桃太郎空港を今日の午前8時15分発の千歳空港行きに乗って11時ごろには札幌駅に到着していた。札幌駅までの車中、窓から今年初めての雪を見た。自宅を6時30分過ぎに出発したから考えてみるとまだ18時間も経過していないのに、今日はいろいろ楽しんだことになる。お昼ご飯は札幌では有名なスープカレーで有名な奥田商店で満足し、夕ご飯はミシュランガイドの三星のついている「すし善本店」で飲んで、雪祭りを楽しんだ。
これほど短時間に動いたのは我ながら感心している。窓から雪を見ていると、明日岡山に帰るのがなんとなく大儀に思えてきた。